みやけエコネット

モイヤー博士とアカコッコ館

モイヤー博士を囲んで

三宅島の自然を語るときに忘れてはならないのが、ジャック・T・モイヤー博士です。モイヤー博士は、カンムリウミスズメの保護をきっかけに、1952年にアメリカから三宅島に来られて以来、クマノミやレンテンヤッコなど海水魚の生態の研究、サマースクールでの子どもたちへの自然教育、エコツーリズムの導入などに尽力され、三宅島の自然保護や自然の紹介に多大な貢献をされました。

アカコッコ館では設立当初から環境教育顧問として、オーシャンセミナーを担当されていました。また。来館者に気軽に話しかけて、三宅島の自然の魅力を熱心に話されるなど、その気さくな人柄が多くの人に親しまれていました。

またレンジャーには、専門的なアドバイスやアイデアをいただくとともに、長太郎池でのフィッシュ・ウォッチング、カンムリウミスズメの生態や御蔵島のイルカのこと、エコツーリズムのことなど、たくさんのことを教授いただきました。

そんな三宅島を愛しておられたモイヤー博士ですが、去る2004年1月に74歳で亡くなられました。慎んでご冥福をお祈り申し上げるとともに、モイヤー博士から教わったことを、より多くの人に伝えていかなければならないと思っています。

アカコッコ館 チーフレンジャー 山本裕