またもや三宅島マジック!
~♪鳥くん、バードウォッチングで三宅島ツアー
静かなる最高潮
翌朝は5:00に出発で昨日同様、大路池周辺だ。宿を出てすぐ、ホトトギスが飛んで行く。その後すぐ、けっこう近い場所にカラスバトが止まっている。「ウォ~~!」 とにかく全員に見てもらう! それしか考えてないオレ。カラスバトの出現に大騒ぎになるが、ここはちょっと静かにしてもらって、ゆっくり観察できる状況を作るのも講師も役目だ。かたっぱしからスコープに入れてあげると、お客さんはとてもうれしそうだ。講師がもっとも嬉しいのはこういうときだ。今回のお客さんはかなりマナーがよく、一丸となって目的の鳥を見る雰囲気にすぐさまなる。ありがたいことだ。かなり幸先のいいスタート! カラスバトが去った後も、しばらく盛り上がる。周囲は鳥の声、声、声。森の中を小鳥たちが移動してくが、タネコマドリはなかなか現れない。
ここも講師の判断が大切。勇気を出して、引き返し、昨日下見した秘密の場所にかける。しばらく進むが、声はすれども姿は見えずだ。一番奥まで行き、戻る道。「だめか……」と心の中でつぶやくが、まだ諦めない。道の前方のどこかでタネコマドリがさえずっている。かなり近くても森が深く、まったく見れそうにない場合もあるが、今回は道の前方で木がそれほどは多くなく、それも木の上の方でさえずっている。亜種タネコマドリは亜種コマドリよりも木の上の方で鳴くとお客さんが言っていたがそんな感じだ。
しばらく待ってみる。だいたいあのあたりだ、と目星をつけ、少しだけ前に進み、様々な角度から探す。「オオ!!!いた!!!!」「絶対全員に見てもらわなければ!」 またもやそれしか考えないオレ。とにかく全員が見るまで、最初は「1人5秒で!」と無茶なことを言いながらスコープで見てもらう。その間にお客さんのスコープにも入れて行く。お客さんのボルテージは最高潮!! しかし、騒いだら逃げてしまう。静かなる最高潮だ。こちらは、そのお客さんを見て最高潮だった。この一つになる瞬間が最高にうれしい! 見てる間もタネコマドリはさえずってくれた。意気揚々と全員笑顔で再び大路池に進む。やや鳥そっちのけでタネコマ話しで盛り上がる一同。
大路池で再びフリータイム。それぞれがちらばっていく。ちょいとこちらは池のデッキでのんびりさせてもらう。お客さんがモスケミソサザイを見つける。数名でじっくりとモスケミソサザイを観察。ちょこまか、クルルと大木の周囲を移動していく。宿に戻り、お客さんがそれぞれの成果を教えてくれたり、写真を見せてくれる。朝御飯を食べてまた、それぞれに出かけて行く。その間にこちらは下見だ。帰り道バスでどこに立ち寄るか、お弁当を食べようか。その日にあった場所をいくつか考えてある中からチョイスする。

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