鳥について知ろう
~鳥たちのサンクチュアリ
三宅島では、ふだん道を歩いていても、森を散歩していても、必ずどこからか野鳥の声が聞こえてきます。三宅島ならではの野鳥が見られること、島の面積に対して鳥の数が多い(鳥の密度が高い)こと、また鳥と人の距離が近いことなどから、別名「バードアイランド」とも呼ばれています。では、三宅島には、どんな鳥たちが暮らしているのでしょうか?
アカコッコ
三宅島を代表する野鳥です。ツグミの仲間で、伊豆諸島と鹿児島のトカラ列島にのみ生息する日本固有種です。国の天然記念物で、三宅村の鳥にも選定されています。
イイジマムシクイ
夏鳥として、伊豆諸島とトカラ列島を訪れます。三宅島では4月~9月に見ることができます。ウグイスの仲間で、国の天然記念物です。
カラスバト
全身が真っ黒に見え、公園などにいるハトより大きく、首が長めです。国の天然記念物で、暖かい地域の海岸や離島の、主に常緑広葉樹林に生息しています。「ウッ、ウーゥ」という特徴ある声で鳴きます。
ヤマガラ(オーストンヤマガラ)
本州で見られるヤマガラとは別の亜種で、三宅島、御蔵島、八丈島にしかいない鳥です。羽色が濃く、体も大きめです。本州のものに比べて、産卵数が少ない、巣立ちびなの餌ねだりの期間が長いなどの特徴があります。
コゲラ(ミヤケコゲラ)
スズメくらいの大きさのキツツキで、「ギィー」と鳴きます。本州のコゲラとは別の亜種で、羽色が濃いという特徴があります。
カンムリウミスズメ
日本と韓国の離島だけで繁殖する海鳥で、三宅島では約10km南西沖にある「大野原島」(通称:「三本岳」)で2月~5月にかけて繁殖します。国の天然記念物です。
メジロ(シチトウメジロ)
三宅島には本州のメジロとは別亜種のシチトウメジロがすんでいます。体が大きく、翼やくちばしが長いという特徴があります。
コマドリ(タネコマドリ)
三宅島には標高の高いところにいる本州の亜種コマドリとは別の亜種になるタネコマドリがすんでいます。海岸近くの森林で一年中見られます。オスのタネコマドリは、コマドリに比べると、頭部と胸と境に黒い帯がないのが特徴です。
New! 衛星写真で三宅島をもっと知ろう