衛星写真で三宅島をもっと知ろう
三宅島の自然のうつりかわりを見てみよう
まずは、三枚の衛星写真を見てみましょう。
1枚目は2000年7月10日の衛星写真です。6月26日から火山活動が始まり、7月8日には山頂で最初の噴火が起きます。山頂の「八丁平」と呼ばれる草地で陥没が起きているのがわかります。この時点では、まだ三宅島には緑がたくさんあります。規模の大きな山頂噴火は8月10日から断続的に起こります。
2枚目は2001年5月13日の衛星写真です。山頂火口からの火山灰の噴出はおさまっていますが、火山ガス(二酸化硫黄)が大量に出ています。放出量はおおむね2万トン/日前後だったようです。火山灰、泥流や火山ガスの影響で緑が急激に減ったのがわかります。
3枚目は2004年2月18日の衛星写真です。最近になって、ガスの量が目に見えて減っています。
では、この三枚の衛星写真を、GreenDatasetで解析し、緑被率を見てみましょう。
注意しなければいけないのは、雲や噴煙で地上が見えない部分については緑被率は算出していないこと、また2004年の衛星画像は冬ですので、緑被率は実際よりも低く出ています。つまり、このページでは季節変動などは反映していません。
1枚目の写真では緑被率が80%以上のところがほとんどです。
2枚目、噴火後では緑被率はぐっと下がり、標高400m付近より低いところに残っているのみとなります。また、季節風により、火山ガスが西から東へよく流れるため、東側の地域に影響がでています。
3枚目、最近の写真です。2001年5月よりも緑被率はかなり回復しています!緑がまた三宅島を被うかのように増えているのがわかります。衛星画像だけでははっきりとは、回復がわからなかったのですが、こうして解析してみると明らかに回復していることがわかります。
最後に、緑被率の差分を色分けしてみました。
こうすることで、どこが前の写真と違うのか、さらにわかるようになります。

1枚目は、噴火前(2000年・1枚目の衛星写真)と噴火直後(2001年・2枚目の衛星写真)の比較です。火山灰や火山ガスにより緑が減少している様子がわかります。
2枚目はその噴火直後(2001年)と、最近(2004年・3枚目の衛星写真)との比較です。こうしてみると、よりはっきり、緑が増加し、回復していることがわかります。黄色やオレンジの部分が多く見えます。
最後に、噴火前(2000年)と、最近(2004年)の比較です。噴火前の状態にどれだけ回復し戻っているかがわかります。まだ緑が減少したところが多いのは事実ですが、噴火前と噴火直後の比較に比べ、減少している地域が狭くなっているのがわかります。
※このページでは季節変動などを反映していません。今回のデータは参考資料です。
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これらのコンテンツは、(株)NTTデータのGeoコンテンツサービスの 「GreenDataset」データを提供していただきました。
GreenDatasetは、衛星画像を解析し、広域エリアの植生の状況を表現した画像データです。
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